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舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』総観客数100万人突破を実現したマーケティングの軌跡

     

2022年7月に開幕した舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、専用劇場でのストレートプレイとしては日本初の快挙である総観客数100万人突破を実現。

「ハリー・ポッター」という巨大IPを活用したエンタメ領域におけるマーケティングの考え方、時間軸と共に変化する顧客ターゲット・マーケティング戦略、それに紐づいたマーケティング施策をどのように立案・推進してきたか。
マーケティング責任者である小嶋俊介氏を迎え、100万人突破の軌跡をマーケティング視点から振り返ります。

本セッションは、株式会社Wonderlabo様の提供でお送りいたします。


小嶋 俊介 [ホリプロ]

株式会社ホリプロ
公演事業本部ファクトリー部営業部長

2002年に新卒として株式会社エストに入社。 日本テレビ「ザ・サンデー」のアシスタントディレクターとしてテレビ番組製作に従事。2003年、四季株式会社(劇団四季)に転職し、行政・学校・一般企業など団体向けのチケットセールスに従事。その後、公演プロデューサーとして、各作品の事業計画やマーケティング計画の立案、予算編成管理など興行を支える全業務を担当。 2015年からは劇団経営をコントロールする経営企画部を立ち上げ、部長職として企画・マーケティング、宣伝戦略、収支管理など多岐に渡る業務の全体マネジメントに従事。東京で上演する全作品のマーケティングコミュニケーション全般にも携わり、『アラジン』『ノートルダムの鐘』など新作立上げでは、ファイナンス面だけではなく、プロモーション戦略のプロデューサーとして全体統括を担う。2018年には劇場部を立ち上げるため、経営企画部の部長職と兼務で、組織体制の整備、新劇場建設のためのコストコントロールや設施工、各劇場の中長期保守・メンテナンス計画の立案などの業務マネジメントにも従事。2020年からはAOI TYOHoldingsのグループ会社数社にて、社長室長として新規事業創出、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』のマーケティングコンサルを担当。現在、株式会社ホリプロ公演事業本部部長として、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』のマーケティング/チケッティング全体統括だけではなく、全作品の販売に関わる全ての業務を統括。

丸山 晴也 [WonderConsulting]

WonderConsulting株式会社
代表取締役CEO

慶應義塾大学理工学部情報工学科卒業後、株式会社リクルートに新卒入社。大手法人担当として、マーケティング戦略から組織改革まで幅広くクライアントの課題解決に従事し、初年度通期MVPを受賞。クライアント推進部門に異動し、営業戦略の立案・推進、事業開発を経験。その後、米系投資銀行Houlihan Lokey株式会社に、戦略コンサルタントとして参画。食品、エネルギー等様々な業界のクライアントを対象に、クロスボーダーを含む事業戦略、新規事業戦略、ベンチャー投資、M&A 戦略、バリューアップ等のテーマでコンサルティング案件を経験。その後、Google Japanにアカウントストラテジストとして参画。事業/マーケティング戦略立案から広告の運用サポートなどの実行支援まで、一貫したコンサルティングサービスを提供。WonderConsulting株式会社を設立し、マーケティング領域における戦略立案・組織支援・施策実行など、ハンズオン型のコンサルティングサービスを提供。

廣野 裕之 [Wonderlabo]

株式会社Wonderlabo
代表取締役

新卒にて株式会社ワークスアプリケーションズに入社。ECコンサルティング事業にて法人営業/開発/コンサルティングを経験。株式会社CyberAgentに転職し、多岐に亘るナショナルクライアントのWebマーケティング運用及び新規クライアント開拓に従事。合同会社DMMが展開する新規教育事業『マケキャン』にて事業責任者を担当。その後スタートアップ企業のCMOに着任後、総合代理店のデジタル領域のブランドマーケティング戦略を経験、その後株式会社Wonderlaboを設立し、現在に至る。