激化・大規模化する一方のサイバー攻撃に対し、対処できる人材は圧倒的に不足しています。「対処」の中身も予防策、組織や体制の整備と確実な運用、教育啓発、専門人材の育成、開発構築プロセスの改革と確実な運用、インシデント対応体制やプロセスの整備等、やるべきことは多岐に渡り、しかもかなりの量の仕事が必要になります。このあたりもセキュリティ対策の「青天井感」を助長しているのではないでしょうか。
とはいえ、人材を獲得、あるいは自前で育成したいと考えるとき、そもそもどこから手を着けるべきなのか。そして、青天井感を打ち破るようなノウハウがあるのか。そのあたりが非常に気になるところだと思います。
本セッションでは、生成AIが登場して以来の大きな変革期にある中で、その影響を抜きでは語れなくなっているサイバーセキュリティ人材と、その育成の現在地について読み解きながら、リーズナブルでありながらも効果的なサイバーセキュリティ対策について検討していきたいと思います。
国立研究開発法人情報通信研究機構
サイバーセキュリティ研究所 ナショナルサイバートレーニングセンター長
中央大学大学院工学博士課程修了。博士(工学)。
2003年からNPO日本ネットワークセキュリティ協会非常勤研究員、
独立行政法人情報処理推進機構非常勤研究員などを務め、
2007年サイバー大学IT総合学部准教授、2014年同大学IT総合学部教授を経て、
2016年国立研究開発法人情報通信研究機構セキュリティ人材育成研究センター長、
2017年同機構ナショナルサイバートレーニングセンター長。
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