Session8 11/14 17:25 ~ 17:55
日本の組織を芯からアジャイルにする

  

私の現場に、組織に、アジャイルを宿していく旅は20年を超えました。2024年6月には、三菱電機株式会社にて「プリンシパル アジャイル エキスパート」に就任し、アジャイルの推進にあたっています。この旅にはまだ終わりが見えていませんが、日本の組織が変化に向き合うにあたりどのような障壁があり、そしてどこに突破口がありえるのか、相応分かってきているところもあります。組織がアジャイルになっていこうとする、果てしなき検査適応の積み重ねの先に何が見出されるのか。どのような旅を始め、続けていくことになるのか。私がその中にあって、身をもって得たことを皆さんにお伝えしたいと思います。

市谷 聡啓 [レッドジャーニー/三菱電機]

株式会社レッドジャーニー/三菱電機株式会社
株式会社レッドジャーニー 代表/三菱電機株式会社 プリンシパル アジャイル エキスパート

レッドジャーニー代表。
サービスや事業についてのアイデア段階の構想から、コンセプトを練り上げていく仮説検証とアジャイル開発の運営について経験が厚い。プログラマーからキャリアをスタートし、SIerでのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発の実践を経て、自らの会社を立ち上げる。それぞれの局面から得られた実践知で、ソフトウェアの共創に辿り着くべく越境し続けている。
2024年6月より三菱電機株式会社のプリンシパル アジャイル エキスパートに就任。
著作に「カイゼン・ジャーニー」「正しいものを正しくつくる」「組織を芯からアジャイルにする」「これまでの仕事 これからの仕事」「アジャイルなプロダクトづくり」など。