生成AIの活用を全社へ広げる中で、私たちは全社標準AIツールの整備と個別AIツールの申請制度を立ち上げました。しかし活用が進むにつれ、個別申請の審査がボトルネックになり、AI推進組織が事実上「AI審査組織」になってしまう状況に直面しました。ビジネスの性質上、現場で価値の高いユースケースほど顧客情報を多く含むという特徴があり、顧客情報をいかにして安全に活用していくかが重要になります。そこで私たちは「AI利用の可否を判断する」ことから「データをどのような条件で利用できるかを設計する」考え方へ主軸を転換しました。本セッションでは、生成AIの全社展開で見えてきた課題と、データガバナンス、責任分担、独自スコアリングロジック策定による審査効率化の取り組みを紹介します。個人の業務効率化と組織全体のプロセス改革を両立するために、AI推進組織がどのように役割を変化させているのかをお話しします。
本セッションは、株式会社セゾンテクノロジー様の提供でお送りいたします。
松山 祐己[セゾンテクノロジー]
株式会社セゾンテクノロジー
経営管理本部 デジタル&ガバナンス統括部 AI推進室
全社的なAI活用推進を担当。AIエージェントの活用支援、データガバナンス整備、業務変革の推進に取り組んでいる。現場で発生する課題と向き合いながら、実践的な導入・運用の仕組みづくりを進めている。